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セキュリティ・ミニキャンプ in 東北 2014 に行ってきた話

タイトルの通り、9/13, 9/14に会津で行われたミニキャンプに参加しました。 その感想を書いていきたいと思います。 事前課題はオレオレSNSの脆弱性探しでした。 セキュリティ・ミニキャンプin東北は会津大学で!準備開始しています! #spcamp #seccamp pic.twitter.com/jZ1yzUM8DO — security_camp (@security_camp) September 13, 2014 まず1日目ですが、各講師の講義を受けました。 中でも園田講師の「情報セキュリティの今そこにある危機」が印象に残っています。 サービス提供者の求める情報とユーザの持つ情報のどこまでが個人情報でどこからが個人情報ではないのか、また、単体では意味をなさない(個人情報足り得ない)ものでも、データマイニング的に複合化すれば様々なことを知ることが出来る。 なので、最近のスマートフォンに始まり、ウェアラブルデバイス(なんとかウォッチですね※妖怪ではない)が持つ情報などを駆使して、抽象的な人格コピーが可能になる日も近いのでは?事前に集積したデータから、その人が何かを感じて、思考となる前に機会側で推測することが出来るのでは?といった意見が大変興味深かったです。 続いて宮本講師による「情報セキュリティ人材は本当に不足しているのか?」でした。 この講義によると、2004年に登場したウィルスが未だに大量に報告されている、というものがあり、少々意外に思いました。ウィルス意外にも古い脆弱性はまだまだ残っているそうです。ただそういったものはアップデートや最新版を使えば何も問題無いケースが多いとのこと。 そして、情報セキュリティ人材は数万人規模で足りないらしいです。 情報セキュリティに携わっている人でも力不足な人も結構いるとか。 その後、少しの休憩を挟み、西村講師(イケメンだった)による「スマートフォンのセキュリティ概論」と「HTML5のセキュリティ」でした。 前者は「マルウェア」「リスクウェア」「脆弱性のあるアプリ」の3つについて詳しくお話しいただきました。 後者はHTML5に段々と移行していく中で、脆弱性を作りこまないようにするにはどうするかなど具体例も多くあってわかりやすかったと思います。 特に動的ページ